ソフトバンク光を契約することを辞め、自宅の回線としてカシモWiMAXを契約しました。

ホテル暮らし1000日を経て、私はついにマンションへの引っ越しを決断しました。
しかし、光回線の敷設工事には2週間から1ヶ月もの時間がかかると知り、不便さを感じました。

そんな中、私はソフトバンク光を申し込みましたが、住所確認の問題で工事日が未定になり、失望しました。
勢いで楽天ひかりを選びましたが、対応しているルーターを買わないといけないと知りキャンセルすることになりました。

そこで私が出会ったのが、ホームルーターです。
ホームルーターなら工事不要で即座にインターネットを利用できます。
docomoのhome 5G、ソフトバンクのSoftBank Air、auのWiMAX、楽天のRakuten Turboなど、多くのホームルーターがありますが、私が選んだのはWiMAXでした。
この記事では、WiMAX契約と安定した設定について、詳しく解説します。

なぜ、WiMAXを選定したのか。

なぜ私がWiMAXを選んだのか、、、
その理由は、私の住んでいるマンションのフロア階の都合によるものでした。
実際にSoftBank Airにも申し込みましたが、高層階の場合にはアンテナの方向性の関係で電波が十分に届かない可能性があり、そのために申し込みを断られてしまいました。
また、楽天やPovoなどの他の選択肢も考えましたが、私はドコモの回線を一切利用しておらず、Rakuten Turboは価格が高く、5G回線も対応していない上に安定性にも不安があったため、これらは除外しました。
最終的に残った選択肢がWiMAXでした。

さらに、WiMAXは登録住所以外でも使用することができるという利点もあります。
このため、もし私が再びホテル暮らしに戻ることがあっても、WiMAXを持ち運ぶことができると考えました。

WiMAXを使うなら、カシモWiMAXが良いと思う。

今回、私はカシモWiMAXで、Speed Wi-Fi HOME 5G L11 を申し込みました。
この端末は、auの5G電波を利用することができ、下り最大速度は2.7Gbps、上りは183Mbpsです。
IEEE802.11axが対応しており、より高速なワイヤレス通信を実現しています。

カシモWiMAXは、業界最安級で初月だけ月額1,408円(税込)で契約できるWiMAXです。
面倒なオプションなどはすべて申込時に外すことができるので、後からオプションを外したり面倒な手続きは不要です。

また、WiMAXサービスは、どのプロパイダと契約しても回線品質は変わりません。
要するに一番お得なプロパイダと契約してしまえば良いのです。
また、以前までは3日15GB制限があったようですが、2022年2月のプレスリリースにて3日15GB制限の速度制限を撤廃されています。
https://www.marketenterprise.co.jp/news/202202012175.html

料金はこちら

今回は、すべてのオプションを外し、純粋な回線料金のみにしました。
初月は手数料込み4,708円。次月以降は4,378円の請求がずっと続きます。
端末料金が分割36回でかかってきますが、分割サポートで相殺されています。
37ヶ月目以降も料金が変わりません。

カシモWiMAXに申し込むと、「【カシモWiMAX】お申込み受付のお知らせ」というメールが届きます。
その中で開通までのスケジュール感が載っていました。

==========開通から発送のスケジュール==========
1.お申込みから即日~1日以内に審査・確認を行います。
※内容に不備等ございましたら、メールもしくはお電話でご連絡させていただく場合もございますのでご了承くださいませ。
※審査に不備がなかった場合はメールでのご連絡はございません。
2.審査が完了した方を対象に初期費用(初月料金、事務手数料、オプション料金、付属品代金)の決済処理を行います。
3.決済処理が完了した方から、最短当日には商品を発送させていただきます。
4.発送完了しましたら佐川急便追跡Noを記載した発送完了のお知らせをメールにてお送りいたします。
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土日祝でも審査・発送をしているところがポイント高いですね!

ルーターが届いた!

私は、5月6日の13時頃に申し込み、5月7日の13時頃に発送のメールが届き、5月9日にルーターが届きました。

配送会社は佐川急便 60サイズの箱でした。

中を開けると、ルーターの箱だけが鎮座

パソコン便のように透明のラップみたいなもので厳重に固定されていました。

箱を開けると、本体がお目見え。

付属品は本体・ACアダプタ・LANケーブル(CAT5E)、WiMAXのSIMでした。

紙書類は3冊入っています。

  • 説明ページに飛ぶためのパンフレット
  • 重要事項説明書
  • 契約内容確認書

ACアダプタをコンセントに挿して、電源を入れてみます。

ステータスランプがオレンジ色に点灯し、ブート。
1分くらいでオールグリーンになります。

通信速度を確認してみる!

まあ、使えるようになったらまずすることは、、、スピードテストですね!

ダウンロードが244Mbps
アップロードが49.6Mbps
Pingが32msとなりました。
一日の間で複数回計測してみましたら、150Mbps前後で推移しています。

インターネットの回線速度を表す単位「bps」とは「bit per second(ビット・パー・セカンド)」の略で、アルファベット読みで「ビー・ピー・エス」と読むことが一般的です。「1秒間にどれくらいの量のデータを送れるのか」を意味しています。
Mbpsは1,000,000bpsであり、1,000Kbpsとなります。
244Mbpsは1秒間に30.5MBの通信ができる早さですね。

一般家庭のインターネットではダウンロードの速度が大切になります。
最近の画像や動画が多いWEBサイトは、10Mbps以上あった方が快適に閲覧できます。
また、テレワークやオンライン授業といった動画の視聴に必要な回線速度は画質によって異なりますが、25Mbps以上あると安心ですね。
また、オンラインゲームは送受信するデータの容量が大きいため、快適にプレイするには最低でも「30Mbps」は必要になり、動きの激しいゲームの場合はデータ容量がさらに大きくなるため100Mbps程度を目安にすると快適にプレイできるでしょう。

しかし、これは通信環境が良好な場合だけです。
私の家の周りは、5G sub6もしくはNRで覆われており、au5G回線が十分に入る環境でした。
au5G回線が入らない環境であれば、思ったより速度が出ないかもしれません。

設定をカスタマイズする

デフォルトでは 192.168.0.1/24がDHCPで割り振られています。
ルーターの設定画面は、http://192.168.0.1 ですので、アクセスします。

このような画面が表示されると思います。
パスワードはルーターの底面に記載されています。

ログインするとこのようなGUIが表示されます。
安定しやすいおすすめの設定を記載しておきますので、参考にされてください。

Wi-Fi設定

5Ghz帯の帯域幅を「20MHz/40MHz」に変更する。
80MHzを加えておくと安定性が落ちるような気がしています。

自動再起動をオフに

自動再起動をオフにすることで、突然のWi-Fi切断を防止する。

プラスエリアモード制限をオンに

勝手にプラスエリアモードになることを防ぎましょう。
1,000円オプション料金が自動的に課金されます。

不便なところ

DHCPでDNSが振れない

DHCPサーバ機能がありますが、DNS設定を降らすことができません。

使用には全く問題ないのですが、私はOpenDNSを使いたいため、DHCPサーバを別途LAN内に置くなどして降らすしかないということになります。

なんか時々接続が切れてる?

接続時間が定期的に0に戻る現象が起きています。
ネットの切断などは感じていないので、何だろうな、と。。。

まとめ

WiMAXは固定回線代わりとして十分な性能を持っていた。
時間による通信速度の低下も見られず、快適に使えている。
固定概念に縛られソフトバンク光を契約しなくてよかったと感じている

サイレント切断が見受けられ、安定性は注視が必要。