ソフトバンク光を契約することを辞め、自宅の回線としてカシモWiMAXを契約しました。

長らくホテル暮らしをしていましたが、ホテル暮らし1000日をもってマンションへ入居することに決めました。
自宅でインターネットを利用するなら、光回線を引くことが主流でした。
しかし、光ファイバの敷設工事が必要になり、速くて2週間。遅くて1ヶ月くらいの時間がかかります。
それまでの間、携帯のテザリングなどをつなぎとして使う必要があり、不便ですよね。

私も、携帯電話はソフトバンクなので、ソフトバンク光を使おうと思い、申込をしていました。
工事日がめちゃくちゃ早く設定できたため喜んでいたのですが、
NTT側で住所確認が入ってしまい、工事日が未定となる事態に。。。
再申請すると工事日は1ヶ月ほど後ろに倒れるとのことで、
私の気持ちはソフトバンク光から離れていきました。
勢いで楽天ひかりを申し込んだのですが、
IPoEを使うためにはクロスパス対応のルーターが必要とのことで、事前の調査不足が露見。
面倒さが勝ってしまい、キャンセル。

そこで、私の目に飛び込んだのが、ホームルーターです。

ホームルーターだと工事不要ですぐにネットを利用できます。
有名なものだと、docomoのhome 5G、ソフトバンクのSoftBank Air、auのWiMAX、楽天のRakuten Turboなど、各社様々発売されています。
この中から、今回私が選定したのはWiMAXです。

これが、固定回線代わりに使えるかどうか。
結論から言うと、WiMAXは自宅の固定回線代わりに使えました。
この記事では、WiMAX契約と、安定性の高い設定について、徹底解説していきます。

なぜ、WiMAXを選定したのか。

ホームルーターで各社あるうちのWiMAXをなぜ選定したのかをまずはお伝えします。
それは家のフロア階の都合でした。
SoftBank Airにも申し込んだのですが、高層階の場合アンテナの方向性の都合であまり電波が入りにくいようで、申込を拒絶されました。
楽天とPovoを使っていますが、ドコモ回線は私は1回線も持っておらず、docomoも除外。
Rakuten Turboは高いし5G回線が入らないし不安定であるため見送り。残ったのがWiMAXでした。

またWiMAXは登録住所以外で使うことも可能となっています。
そのため、またホテル暮らしに戻ることがあっても持って行けると思ったのです。

WiMAXを使うなら、カシモWiMAXが良いと思う。

今回、私はカシモWiMAXで、Speed Wi-Fi HOME 5G L11 を申し込みました。
この端末は、auの5G電波を利用することができ、下り最大速度は2.7Gbps、上りは183Mbpsです。
IEEE802.11axが対応しており、より高速なワイヤレス通信を実現しています。

カシモWiMAXは、業界最安級で初月だけ月額1,408円(税込)で契約できるWiMAXです。
面倒なオプションなどはすべて申込時に外すことができるので、後からオプションを外したり面倒な手続きは不要です。

また、WiMAXサービスは、どのプロパイダと契約しても回線品質は変わりません。
要するに一番お得なプロパイダと契約してしまえば良いのです。
また、以前までは3日15GB制限があったようですが、2022年2月のプレスリリースにて3日15GB制限の速度制限を撤廃されています。
https://www.marketenterprise.co.jp/news/202202012175.html

料金はこちら

今回は、すべてのオプションを外し、純粋な回線料金のみにしました。
初月は手数料込み4,708円。次月以降は4,378円の請求がずっと続きます。
端末料金が分割36回でかかってきますが、分割サポートで相殺されています。
37ヶ月目以降も料金が変わりません。

カシモWiMAXに申し込むと、「【カシモWiMAX】お申込み受付のお知らせ」というメールが届きます。
その中で開通までのスケジュール感が載っていました。

==========開通から発送のスケジュール==========
1.お申込みから即日~1日以内に審査・確認を行います。
※内容に不備等ございましたら、メールもしくはお電話でご連絡させていただく場合もございますのでご了承くださいませ。
※審査に不備がなかった場合はメールでのご連絡はございません。
2.審査が完了した方を対象に初期費用(初月料金、事務手数料、オプション料金、付属品代金)の決済処理を行います。
3.決済処理が完了した方から、最短当日には商品を発送させていただきます。
4.発送完了しましたら佐川急便追跡Noを記載した発送完了のお知らせをメールにてお送りいたします。
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土日祝でも審査・発送をしているところがポイント高いですね!

ルーターが届いた!

私は、5月6日の13時頃に申し込み、5月7日の13時頃に発送のメールが届き、5月9日にルーターが届きました。

配送会社は佐川急便 60サイズの箱でした。

中を開けると、ルーターの箱だけが鎮座

パソコン便のように透明のラップみたいなもので厳重に固定されていました。

箱を開けると、本体がお目見え。

付属品は本体・ACアダプタ・LANケーブル(CAT5E)、WiMAXのSIMでした。

紙書類は3冊入っています。

  • 説明ページに飛ぶためのパンフレット
  • 重要事項説明書
  • 契約内容確認書

ACアダプタをコンセントに挿して、電源を入れてみます。

ステータスランプがオレンジ色に点灯し、ブート。
1分くらいでオールグリーンになります。

通信速度を確認してみる!

まあ、使えるようになったらまずすることは、、、スピードテストですね!

ダウンロードが244Mbps
アップロードが49.6Mbps
Pingが32msとなりました。
一日の間で複数回計測してみましたら、150Mbps前後で推移しています。

インターネットの回線速度を表す単位「bps」とは「bit per second(ビット・パー・セカンド)」の略で、アルファベット読みで「ビー・ピー・エス」と読むことが一般的です。「1秒間にどれくらいの量のデータを送れるのか」を意味しています。
Mbpsは1,000,000bpsであり、1,000Kbpsとなります。
244Mbpsは1秒間に30.5MBの通信ができる早さですね。

一般家庭のインターネットではダウンロードの速度が大切になります。
最近の画像や動画が多いWEBサイトは、10Mbps以上あった方が快適に閲覧できます。
また、テレワークやオンライン授業といった動画の視聴に必要な回線速度は画質によって異なりますが、25Mbps以上あると安心ですね。
また、オンラインゲームは送受信するデータの容量が大きいため、快適にプレイするには最低でも「30Mbps」は必要になり、動きの激しいゲームの場合はデータ容量がさらに大きくなるため100Mbps程度を目安にすると快適にプレイできるでしょう。

しかし、これは通信環境が良好な場合だけです。
私の家の周りは、5G sub6もしくはNRで覆われており、au5G回線が十分に入る環境でした。
au5G回線が入らない環境であれば、思ったより速度が出ないかもしれません。

設定をカスタマイズする

デフォルトでは 192.168.0.1/24がDHCPで割り振られています。
ルーターの設定画面は、http://192.168.0.1 ですので、アクセスします。

このような画面が表示されると思います。
パスワードはルーターの底面に記載されています。

ログインするとこのようなGUIが表示されます。
安定しやすいおすすめの設定を記載しておきますので、参考にされてください。

Wi-Fi設定

5Ghz帯の帯域幅を「20MHz/40MHz」に変更する。
80MHzを加えておくと安定性が落ちるような気がしています。

自動再起動をオフに

自動再起動をオフにすることで、突然のWi-Fi切断を防止する。

プラスエリアモード制限をオンに

勝手にプラスエリアモードになることを防ぎましょう。
1,000円オプション料金が自動的に課金されます。

不便なところ

DHCPでDNSが振れない

DHCPサーバ機能がありますが、DNS設定を降らすことができません。

使用には全く問題ないのですが、私はOpenDNSを使いたいため、DHCPサーバを別途LAN内に置くなどして降らすしかないということになります。

なんか時々接続が切れてる?

接続時間が定期的に0に戻る現象が起きています。
ネットの切断などは感じていないので、何だろうな、と。。。

まとめ

WiMAXは固定回線代わりとして十分な性能を持っていた。
時間による通信速度の低下も見られず、快適に使えている。
固定概念に縛られソフトバンク光を契約しなくてよかったと感じている

サイレント切断が見受けられ、安定性は注視が必要。